2月第一例会_困窮の現実と向き合う――支援の輪を広げるために
2月4日(火)の2月第一例会にて、
社会福祉法人 富士宮市社会福祉協議会 生活あんしん係 青沼美好様をお招きし、
「富士宮市における生活困窮の現状とフードサポートの必要性」と題した講演を行っていただきました。
▲真剣に聞き入るクラブメンバー
▲講師の青沼さま
青沼様の講演では、富士宮市における生活困窮の実態や、
食糧支援を必要とする方々の現状について詳しくお話しいただきました。
特に、生活困窮者には「3つの『えん』が不足している」という話が印象的でした。
① 円(経済的な支援)
② 縁(人とのつながり)
③ 援(社会的な支援)
これらが不足していることが、
さらなる孤立や困難を生む要因となっている現状に、
メンバー一同、深く考えさせられました。
また、「生活困窮者は自業自得、甘えているわけではない」という言葉は、
現場の実態を知らないと見えてこない社会の課題を示しており、
支援の重要性を改めて認識する機会となりました。
講演後には、多くのメンバーから積極的な質問が寄せられ、
フードサポート事業の意義を改めて確認できる場となりました。
今後、私たちに何ができるのかを改めて考え、支援の輪を広げていく必要性を強く感じる例会となりました。
▲質問をするL山岸正和
▲L伊藤博も質問
富士宮ライオンズクラブとして、これからも地域社会の現状を知り、
支援の手を差し伸べるための活動を続けてまいります。